パン屋さんなどの店舗におすすめのなまこ壁!効果と平均単価は?
パン屋さんなどの店舗を運営する上で大切なことの一つとして、
競合店舗とは違うその店舗だけの魅力を演出することがあげられます。
そこでおすすめしたいのが、なまこ壁です。
この記事では、なまこ壁となまこ壁「蔵」について、
パン屋さんなどの店舗になまこ壁を導入して得られる効果、そして気になる単価についてご紹介しています。
パン屋さんなどの店舗におすすめのなまこ壁とは?なまこ壁「蔵」もご紹介
なまこ壁は、江戸時代から城郭や蔵に使用されてきた伝統的な工法で、
黒と白の幾何学模様が特徴的です。
目地と呼ばれる継ぎ目に盛り上げて塗る白い漆喰が海の生物「なまこ」に似ていることから、なまこ壁と呼ばれています。
耐久性・耐食性に優れ、重厚感や高級感を醸し出すなまこ壁は、施工に高度な技術を要します。
現代では施工できる職人さんが少ないのが現実です。
そこで最近広まっているのがなまこ壁「蔵」です。
なまこ壁の機能性と雰囲気はそのままにタイル化したもので、
従来より安く簡単に施工することが可能となりました。
最近では、この「蔵」を邸宅や蔵の外壁に取り入れる方が増えています。
なまこ壁をパン屋さんなどの店舗に取り入れた際に得られる効果
パン屋さんの魅力といえば、スーパーやコンビニでは買えない、
その職人さんのこだわりのパンや、焼きたてのパンが買えることですよね。
焼きたてパンの良い香りが漂う中、
好きなパンを選ぶ時間に癒やしを感じる方も多いのではないでしょうか。
なまこ壁は、歴史のある工法であるため、
落ち着きやどっしりと構えた安心感を感じさせます。
パン屋さんに取り入れることで、落ち着いた雰囲気があるパン屋さんになります。
ご来店されたお客様の癒しにさらにつながり、満足度も高まることが予想できます。
また、なまこ壁は最近ではあまり見られなくなったこと、
黒と白の模様のコントラストが目立つことから、人の目を引きます。
なまこ壁を取り入れると、「なまこ壁を使っているパン屋」
として印象が確立され、お店の知名度アップにもつながるでしょう。
パン屋さんなどの店舗におすすめのなまこ壁の導入平均単価は?
なまこ壁には、2種類の施工方法があります。
それぞれの平均単価を見ていきます。
・従来の技術を持った職人の手作業で施工する場合
約70,000円~100,000円/1㎡
・タイル化されているパーツを貼っていく「蔵」で施工する場合
約60,000円~80,000円/1㎡
従来の方法では、職人さんの高い技術を要するため、
どうしても費用が高くなってしまいます。
さらに、一つ一つ手作業のため時間もかかります。
一方タイル化された「蔵」は、高い技術を持っていなくても施工することができるため、費用を抑えることができます。
さらに、タイル化されているパーツを貼っていく工法のため、従来の方法より作業時間も短縮されます。
まとめ
なまこ壁を取り入れた店舗は、落ち着きや安心感を感じられます。
パン屋などのお客様に癒やしを与えることができる店舗に取り入れると、
さらにその魅力が高まり、満足感の高い店舗になるでしょう。
なまこ壁は高い技術を要する施工方法で取り入れが難しいと思われがちですが、
タイル化した「蔵」だと通常より安く簡単に施工でき、さらに作業時間も短縮できます。
ぜひ取り入れを検討してみてください。