食べ歩きできる商店街になまこ壁を取り入れるメリットとコストとは?
近年全国各地で、商店街を盛り上げる取り組みとしてパフェのお店やタピオカ店など商店街に採用し、賑わいを復活させる町おこしをしている市区町村が増えています。
そこで今回、商店街のパスタ屋さんやお菓子屋さん、パフェやタピオカなどの洋風のお店にタイル貼り工法のなまこ壁を取り入れた場合どのようなメリットがあるのか、気になるコストはどれくらいかかるのかを紹介!
ぜひ、町おこしや飲食店経営の方は外観の一部になまこ壁採用を検討してみてください。
そもそも商店街とはどんな場所?
商店街とは、服や雑貨などの小売店や飲食店、サービス業が30店舗以上、近接している場所のことを表します。これは、明確な定義はないためショッピングセンターやビルなども商店街に含まれるケースもあります。
現在日本国内には12,568の商店街が存在しており、賑わいのある場所・ない場所と分かれています。
商店街になまこ壁を取り入れるメリットとは?
銀行と言えばさまざまな種類があります。ネット銀行や信用金庫、都市銀行などいろいろあり、それぞれ多くの方が利用しています。
しかし、近年経済の動きにより定期預金金利などが下がり、銀行にお金を預ける方が減少しています。その背景には、倒産などのリスクや投資などが影響しています。この影響の緩和に経済力を建て替えやお金のかかった外観で国民にアピールできるのではないでしょうか。
幅広い年代から愛される親しみを持たれるなまこ壁!子どもには、昔ながらの歴史を学ばせる場所となり、年配の方は懐かしさを感じるでしょう。
黒っぽい瓦に白の目地は、洋風の外壁に合わせると和風モダンな高級感を感じられる印象になります。
なまこ壁は街並みの景観を良くする?
なまこ壁は飲食店街や商店街などの雰囲気を変えられます。
・高級感を醸し出す。
・昔ながらの風合いの街並みになる。
・落ち着いた雰囲気にする。
しかしこれらは、施工する面積が広く、家主に多額のコストがかかってしまいます。
そのため昔は街のシンボルであった銀行や教会になまこ壁を取り入れると観光地のひとつとしても注目されやすいでしょう。銀行は、わかりやすいところに建っているところと、そうでないところがあります。建物がすべて同じようでは街中では、利用者から見つけにくいでしょう。
なまこ壁を外観に取り入れ、銀行の場所がだれからでも把握してもらえるように導入してみてはいかがでしょうか?
商店街になまこ壁を取り入れるメリットとは?
日本全国に多くの商店街が存在しています。しかし、近年高齢化や輸入などの雑貨・食品などにより物や食材の価格が下がっていることから、人足が少なくなっています。
そこで、外観の特徴になまこ壁を導入することで3つのメリットを得られます。
・幅広い年代から親しまれているため、通りたくなる。
・若者からは、珍しいためSNS映えする可能性が考えられる。
・高級感を感じる印象に仕上がる。
メリットの中でも、幅広い年代から親しまれるのは、お店側にとっても良い点ではないでしょうか?
たとえばシニア向けの服屋さんの場合、若者だけが商店街に集まっても、集客できない可能性が考えられます。そのため、幅広い年代の方が集まることでターゲット層が来店する場合があります。
また、昔ながらの有名ではない駄菓子屋でも、大人が中高年層の世代やその子どもが来店することで多くの集客につながります。今もなお昔ながらの駄菓子屋さんは、どこか懐かしい風合いがあることから人気です。
商店街になまこ壁を取り入れるコストはどれくらい?
なまこ壁は施工する面積によって異なります。なまこ壁の平均単価は下記の通りです。
タイル貼り工法 【約60,000円~80,000円】(1㎡あたり)
この費用には、材料費と施工費用、人件費が含まれています。
これらはあくまでも相場となります。最近では、材料が高騰しているため、費用がより高くなる可能性が考えられます。
また、タイル貼り工法は従来のなまこ壁工法に比べ、リーズナブルな価格になっている理由として、瓦と瓦の間のセメントを均等に作る技術が必要ないことが挙げられます。
まとめ
食べ歩きできる商店街になまこ壁を取り入れることで昔ながらの活気が取り戻せる可能性があります。ぜひ、商店街復興方法のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
子どもの歴史の建物や外観として勉強にも役立つでしょう。