「選ばれる調剤薬局」は雰囲気で作る!なまこ壁で落ち着きある薬局へ
病院の近くに乱立する調剤薬局。
患者さんにとっては必要不可欠な施設だからこそ、その数も急激に増えてきています。
調剤薬局側としては、
患者さんに選んでもらうための工夫が必須と言えるでしょう。
そんな工夫の一つとして、なまこ壁を取り入れてみてはいかがでしょうか?
■なまこ壁とは?
なまこ壁とは、日本の伝統的な壁面仕上げ工法です。
古い街並みに残る蔵の、個性的な白黒模様の壁を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
昔は、漆喰と瓦を使って仕上げていたなまこ壁。
美しく仕上げるためには高い技術が必要で、
現代日本でなまこ壁を施工できる職人さんの数は、非常に少なくなってきています。
施工にはコストがかかりますし、また職人さんのスケジュール調整も容易ではありません。
そこで登場したのが、タイル貼り工法で作る新しいなまこ壁です。
なまこ壁の独特の模様をタイルで再現。
店舗壁面に貼り付けるだけで、伝統的な和の雰囲気を再現できる優れものです。
調剤薬局のように限られた面積でも、低コストで導入できます。
■調剤薬局になまこ壁がおすすめの理由
調剤薬局になまこ壁を導入するメリットとしては、
まず「見た目が目立つ」という点が挙げられます。
大病院の近くに乱立する調剤薬局の中、
「見た目」で利用先を決定する患者さんは少なくありません。
どこも同じような雰囲気だからこそ、なまこ壁の調剤薬局は抜群の存在感を発揮してくれます。
また調剤薬局には、幅広い年齢層の患者さんが訪れます。
なまこ壁は、シニア世代にとっても見慣れたデザインであり、
愛着を持っていただけるのではないでしょうか。
なまこ壁の調剤薬局として親しみを抱いてもらえるようになれば、
別の薬局をスタートする際も有利になります。
■他薬局に負けない強みを
調剤薬局では、患者さんに提供するサービスに差をつけにくいという特徴があります。
だからこそ患者さんは、調剤薬局に対して「薬をもらえればどこでもいい」と感じがちです。
このような視点で調剤薬局を選ぶ場合、
病院から一番近い薬局が、もっとも有利と言えるでしょう。
病院からの距離で勝てないときには、
雰囲気で患者さんの心をキャッチするのがおすすめです。
なまこ壁を有効活用すれば、「親しみやすい雰囲気」を実現できます。
薬局外観で他との差別化を図れば、
たとえ病院から離れていても「患者さんに選ばれやすい調剤薬局」を作れるのではないでしょうか。
■まとめ
なまこ壁の調剤薬局は、街中で適度に目立つだけではなく、周辺の景観に馴染みやすいという特徴があります。
地域の方々にも、温かい目線で受け入れてもらえるのではないでしょうか。
なまこ壁の白黒模様は、自然の木や緑との相性も抜群です。
これまでにない、リラックスできる雰囲気の調剤薬局を、ぜひなまこ壁で作り上げてみてください。