土蔵に使われているなまこ壁をドッグランに施工するメリットとは?
近年古き町並みのひとつとしてなまこ壁が使われている建造物がいまなお、残っています。しかし現在、幅広い年齢の方から親しみやすいなまこ壁の建造物は減少しています。その原因のひとつとして、左官職人が減っていることです。
中津鋼材では、難しい技術がなくても施工できるタイル化したなまこ壁を製造しています。
今回は、ドッグランになまこ壁を施工した場合のメリットとデメリットをご紹介します。
土蔵に使われているなまこ壁をドッグランに施工するメリットとは?
新型コロナウイルスにより、愛犬を購入する方が増えている傾向があります。現在外出自粛や感染後の休業期間が短縮されてことから、ドッグランに出かける方も多いのではないでしょうか。
一方で、費用面など考え、お庭をDIYする方がいます。一般的には、ポールを何本か立て、ネットを設置する方法、ブロック塀で敷地を囲むフェンスなどを設置する方法が知られているでしょう。
愛犬に運動量や体格差によっては、ブロック塀とフェンスなどを設置する方法を選択する方が多くいるのではないでしょうか。
そこで、なまこ壁をブロック塀部分に施工することで、ひび割れの補修など簡易的にDIYできます。ほかにも、雄の犬のマーキングの際、色黒のなまこ壁であればすぐにどこにしたかわかりやすいので、水をかけたり、掃除することが可能です。
さらに、なまこ壁は防水や耐久性に優れているため、ブロック塀にプラスαすることで今後ひび割れなど発生した際の修繕費用を抑えられる可能性が考えられます。タイル化したなまこ壁は、ひび割れした部分のみ張り替えが可能です。
また、ドッグラン運営を検討している方は、お店のシンボルにもなるでしょう。高級感や独特の存在感を醸し出しています。もともと武家屋敷から始まったこともあるせいか、堅牢であり、見るものを圧倒する存在感や重厚感を感じさせます。
土蔵に使われているなまこ壁をドッグランに施工するデメリットとは?
なまこ壁は、どの建物にしても材料代がかかります。もちろん業者へ依頼する場合はプラスαで施工費用が発生するでしょう。
中津鋼材のタイル化したなまこ壁はDIYでもしやすいものです。接着材でタイルを貼っていくのみなので個人でも簡易的に施工が可能です。
気になる材料費用は、1㎡あたり60,800円です。ドッグランの施工する広さによりますがブロック㎡が10㎡必要とすると608,000円かかります。
DIYする場合には、費用に合わせて時間もかかります。そのため、導入前にスケジュールなど決めて取り掛かると良いでしょう。
まとめ
なまこ壁で、防水や耐久性を持っており、タイル化したなまこ壁を施工することで、ひび割れが生じた場合など、部分的な交換が簡易的に可能です。
導入費用が高い一方で、個人でDIYとして施工および修繕ができることはリーズナブルな価格でないでしょうか。
ドッグラン設置の際には、愛犬のマーキング対策や水場、耐久性、今後の修繕など考慮し、素材などをお選びください。