建築建材のなまこ壁を美容室に導入すると得られる効果とは?
なまこ壁と聞くと蔵やお城の外壁、銭湯などを想像するかもしれません。
しかし、近年では介護福祉施設や消防団の倉庫の外壁などに採用されています。
ここでは、建築建材のなまこ壁を美容室に導入した場合に
どんな効果があるのかをご紹介します。
ぜひ、美容室移転や新規オープン、リノベーション・リフォームを検討している方は記事を参考に導入してみてはいかがでしょうか。
建築建材のなまこ壁って何?
なまこ壁とは、土蔵などに使われている日本伝統の壁塗り技術のひとつです。
壁面に平瓦を並べ、瓦と瓦のあいだの継ぎ目に漆喰をかまぼこ状に盛り付けていく工法であり、盛り上がった部分の見た目がなまこに似ていることからなまこ壁と言われています。
なまこ壁は、技術を持った左官職人が手作業で瓦を貼り、その隙間に漆喰で埋めていく手法です。
しかし、なまこ壁を作る技術を持った左官職人の高齢化と工期がかかることから、
建築建材として導入されにくくなっている傾向がありました。
鉄やステンレス、アルミといった鋼材加工をしている中津鋼材では、日本の伝統を受け継ぎたいと思い、タイルでパーツ化したなまこ壁「蔵」を作っています。
白セメント・砂・ガラスの繊維で成型し、天日干ししたかまぼこ状の部分と黒い磁器タイルを合わせました。
特別な技術がなくても簡単にできるので、DIYの建築建材のひとつとしても使えるでしょう。
建築建材のなまこ壁を美容室の外観に導入すると得られる効果は?
なまこ壁は、小さい子どもから年配の方まで親しみやすい黒色と白色のデザインをしています。
高級感や独特の存在感を醸し出し、美容室であることさえわからないかもしれません。
しかし、印象的な外観により、「なんの建物だろう?」と疑問に思われるでしょう。
その際には、看板などで美容室であることが認知されやすく、集客に繋がる可能性が高まります。
また、防水や耐久性といった機能性を持ち合わせているのも導入するメリットのひとつです。
建築建材のなまこ壁を美容室室内に導入することで得られる効果は?
美容室といえば、お客様対応のため壁面に鏡を数席置いています。
その鏡の周囲になまこ壁を導入することで、高級感を演出できるでしょう。
ほかにも、トイレの洗面ボウル周りや鏡の周囲などにもおすすめです。
室内の仕切りの壁にアクセントとしても導入できます。
着物の着付けやヘアメイクを手掛ける美容室であれば、日本の伝統のなまこ壁は合うのではないでしょうか。
まとめ
建築建材のなまこ壁は、土蔵やお城の外壁以外の建築物などに導入されています。
この機会に新しく生まれ変わった中津鋼材のなまこ壁「蔵」を使い、日本の伝統を楽しんでみてはいかがでしょうか。
素人でも施工可能なので日曜大工やDIYにも最適です。
美容室や飲食店などの建築をしている工務店様やデザイナーの方は、導入を検討してみてください。