なまこ壁「蔵」を自宅や施設に取り入れて銭湯気分を味わおう!
近年、古民家を好む外国人や日本人が多くいます。安く中古物件を手に入れ、自分で手直しをしたり、他の介護施設との差を付けるためにおしゃれな外観や温泉を取り入れたりしています。
そこで今回、なまこ壁「蔵」を自宅や介護施設に取り入れたときのメリットとデメリットを紹介いたします。
ぜひ、古民家購入やリノベーション検討している方や施設のリフォーム、新規で立ち上げを考えている人は記事を読んでみてください。
なまこ壁を自宅に取り入れるメリットとは?
最近、ガラス張りの浴室や大理石風のタイルが使われた高級感溢れるバスルームがあるなかで、昔ながらの五右衛門風呂や銭湯のような温かみあるデザインも注目されています。
タイル化したなまこ壁を取り入れるメリットは、2つです。
・昔ながらの銭湯の雰囲気を味わえる。
・耐熱性や耐久性が高く、ひび割れなどの補修もしやすい。
よくバスルームに用いられる人口大理石は、傷がつきやすいのが特徴です。また、ステンレスなどは傷がつきにくいですが、塗装持ちが悪い点が挙げられます。
なまこ壁を自宅に取り入れるデメリットとは?
デメリットは、2つです。
・費用がかかる
・手作業の施工が必要
一般的な家づくりに使われているバスルームはユニット型が多くセットになっています。
そのため、一旦ユニットごと施工しなおす必要があります。
なまこ壁を取り入れた、自宅のお風呂は、どこか落ち着きがあり、日本文化を感じられます。
介護施設になまこ壁を取り入れるメリットとは?
全国には、多くの介護施設が存在します。最近では温泉を楽しめる有料型施設なども出ています。
大きな施設ほど、多くの人が短い時間に入れるよう大きなお風呂場になっています。
そんな場所になまこ壁を取り入れることで、入居者の楽しみは増えるでしょう。昔ながらの雰囲気を味わうことでリラックスでき、生きる力になる可能性もあるでしょう。
また、施設の魅力のひとつとなり、入居者が募る可能性も高まります。
介護施設になまこ壁を取り入れるデメリットとは?
デメリットは、自宅のデメリットと同じくタイルより費用がかかります。また、手作業のため時間がかかる点です。
しかし、施工は職人でなくてもなまこ壁「蔵」であればタイル化してあるため職員でもできます。スタッフのコミュニケーションを含め、社長や社員などで施工することで、施設への親しみも生まれるのでおすすめと言えます。
まとめ
なまこ壁「蔵」は従来のように難しい技術を必要とせずタイル化したことでメンテンナンス費用も節約できます。これまで瓦と漆喰でできていたなまこ壁は、ひび割れなどが発生することが多く、補修が必要でした。
しかし、タイル化しているため、ひび割れが生じるリスクが低くなっています。
ぜひ、介護施設のシンボルになまこ壁を取り入れてみてはいかがでしょうか?
もちろん自宅にもぴったりと言えるでしょう。