小売業のお店(本屋さん)になまこ壁を取り入れるメリットと平均単価
小売業というと車屋さんや本屋、服屋さんなどさまざまなお店があります。
中でも本屋さんは、ショッピングモールの中にある店舗と単独の店舗の2種類に分けられるでしょう。
今回は、ショッピングモールの中にある店舗になまこ壁を採用するメリットと単体の店舗になまこ壁を採用した場合のメリット、気になる導入費用についてご紹介します。
ショッピングモール内の「本屋さん」になまこ壁を採用するメリットは?
小売業の1種類である本屋さんでは、マンガや書籍、文房具などを購入できる場所です。
店内は、静かでまったりした雰囲気のところが多くあります。
店内の壁面や柱などになまこ壁を採用することで、どこか懐かしく居心地が良い雰囲気を醸し出します。
黒と白色のデザインは小さい子どもから高齢者が受け入れやすいため、店内の特徴になるでしょう。
設置場所などによっては、インスタ映えし、集客が見込まれる可能性があります。
ほかにも、レジなどの陶器代に施行することで、広い店舗では、お客様がレジを把握しやすくなるメリットがあります。
単体の店舗になまこ壁を採用するメリットは?
本屋さんになまこ壁を採用する場所として大きく分けると外観と内装の2種類あります。
外観の場合は、外観の一部にアクセントとして採用する方法と建物全体になまこ壁にするパターンが考えられます。
黒と白色のデザインはハッキリしており、目につくことから通行人が何のお店なのか気になり、集客に繋がることもあるのではないでしょうか。
内装の場合は、ショッピングモールと同じく壁面や柱、トイレの洗面ボウルや壁面などに採用できます。
おしゃれな内装は、ほかには少ないこともありインスタ映えを狙えるかもしれません。
気になるなまこ壁の導入費用「平均単価」はいくら?
なまこ壁は、2種類の施行方法があることをご存じでしょうか。
タイル化したパーツを貼り合わせていく製品と昔ながらの左官職人による手作業で施行するなまこ壁があります。
従来のなまこ壁の特徴として、平均単価はタイル貼り工法より1.5倍から2倍程度の費用がかかると言われています。
理由は、左官職人による手作業で施工しており、均等な目地を作るためにはそれなりの時間と高度な技術が必要になるからです。
一方でタイル化したなまこ壁は特別な技術を必要としないため、施工時間を短縮できます。
従来工法の平均単価は1㎡あたり約70,000円〜100,000円かかると言われています。
一方、タイル貼り工法は1㎡あたり約60,000円〜80,000円が目安です。
これらの費用の内訳には、材料費と施工費用、人件費が含まれています。
これらはあくまでも相場となります。最近では、瓦などが高騰しているため従来工法では、費用がより高くなる可能性が考えられます。
また、タイル貼り工法がリーズナブルな価格になっている理由として、瓦と瓦の間のセメントを均等に作る技術が必要ないことが挙げられます。
まとめ
なまこ壁には、タイルかしたものと昔ながらの左官職人による手作業で施行する2種類の施行方法があります。
平均単価は、タイル貼り工法に比べて従来の工法が1〜2万円高い傾向です。
ショッピングモールや単体の本屋さんなど小売業のお店に導入する際には、記事を参考に費用とそれぞれのメリットを照らし合わせ検討してみてください。