飲食店に「なまこ壁」を取り入れることで得られる3つのメリットとは?
なまこ壁は日本で古くから使用されてきた建材です。
黒くて四角い瓦の周りを漆喰でなまこの形のように盛り上げた、一風変わった壁材ですが、
実は飲食店と非常に相性が良いことをご存知でしょうか?
従来のなまこ壁は施工が難しいので熟練の職人が必要となります。
おまけに工期もかかるので、飲食店に取り入れるのは難しいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そのような場合は、なまこ壁「蔵」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
うちは和風の作りではないからイメージに合わないのでは?と思っているオーナーさん。
これからご紹介するメリットを知ったらきっとお店に取り入れたくなるはずです。
というわけで、今回はなまこ壁「蔵」を飲食店に取り入れることで得られるメリットを3つご紹介します。
■あると嬉しい耐久性と耐食性!
なまこ壁は雨や風から建物を守るため、さらには火事の延焼を防ぐ目的で使われていました。
従来のなまこ壁の性能を引き継ぎ、現代に合うように改良されたなまこ壁「蔵」は、
火や水を使う飲食店に非常に向いている建材であるといえます。
耐久性と耐食性に優れているので、台風などの災害や火事にも強いのです。
取り入れることによって、どのような天候の日にもお客さんに安心して利用してもらえる飲食店として人気が出るのではないでしょうか。
■和にも洋にもマッチする、日本が誇る伝統美!
古くはお城や蔵の壁に用いられたなまこ壁は、余計な装飾がないシンプルな建材です。
すっきりした機能美と伝統美は非常に評価されており、現代でも十分通用します。
外装に取り入れた場合は、まるで堅牢で歴史ある建物のように見え、人々の目を惹きます。
内装に取り入れた場合は、その高級感溢れる美しいパターンを思わず写真に撮りたくなるかもしれません。
和風の居酒屋から洋風のレストランまで、オシャレなモノトーンの格子柄で気持ちよく過ごせる空間をぜひ提供してみてはいかがでしょうか。
■特別な技術がなくても施工が可能!
なまこ壁「蔵」は目地やタイル部分をパーツ化しているので、熟練の職人を複数人手配する必要はありません。
以前は熟練の職人が時間をかけて施工していたなまこ壁ですが、残念なことに今では職人の数が少なくなりました。
なまこ壁「蔵」はそれぞれのパーツを組み合わせ、より簡単なタイル貼り工法で、
壁材に接着させるので、施工期間も従来の左官工法と比べると短く済みます。
長期間休むことが難しいなど、あまり休みが取れない飲食店でも短期間での施工が可能ななまこ壁「蔵」はリフォームに最適な建材なのです。
■まとめ
今回は飲食店になまこ壁「蔵」を取り入れることで得られる3つのメリットをご紹介しました。なまこ壁といえば、蔵やお城の壁というイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし時代が変われば価値観や物の見方も変わるので、固定概念にとらわれず、積極的に取り入れていただきたいと思います。これからリフォームやイメージチェンジを考えている飲食店のオーナーさんはぜひなまこ壁「蔵」のご利用をご検討ください!