道の駅になまこ壁を取り入れて、誰もが安心して立ち寄れる「たまり」場を作ろう!
道の駅とは、一般の道路を利用する人が、安心してトイレ休憩や買い物などをするための施設です。
高速道路でいうところの、サービスエリアやパーキングエリアに相当し、24時間利用が可能となっています。
皆様も、一度は見かけたり利用したりしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、道の駅になまこ壁「蔵」を取り入れて、「たまり」場を作れるか、どのような「たまり」場になるか、考察してみます。
■休憩スペースに取り入れてみよう!
24時間いつでも利用可能なトイレと駐車場。
文字だけで見ると、基本的な設備だろうと思うかもしれません。
昨今はどの自治体も利用者に満足してもらおうとさまざまな趣向を凝らしているようです。
もしもそのトイレの壁になまこ壁「蔵」を取り入れたとしたら、どうでしょう。
なまこ壁「蔵」は美しい白色と、黒もしくはいぶし銀の2色で構成された建材です。
清潔感のある色合いが、使う人の心もスッキリさせてくれるのではないでしょうか。
加えて耐水性や耐食性にも優れているので、多くの水を使用した掃除にも耐えられるでしょう。
温泉が湧いている地域では、足湯を解放している場合があります。
足湯を囲う小屋の壁にも、ぜひ取り入れていただいて、ゆったり過ごす「たまり」場を作っていただけたらいいなと思います。
■情報発信スペースに取り入れてみよう!
付近の道路情報や地域の歴史、文化などを紹介するスペースになまこ壁「蔵」を取り入れるとしたら、どこが良いでしょうか。
有人の窓口がある場合は、窓がある壁になまこ壁「蔵」を取り入れてみるのはどうでしょう。
なまこ壁「蔵」はパーツ化してある建材なので、従来のなまこ壁と比べて施工が簡単です。
しかもコンクリートや木材など、大抵の下地に取り付けが可能なので、もともとある壁にタイル張り工法で取り付けるだけで、ステキな和モダンの案内窓口が完成します。
歴史を紹介している案内板の周囲の壁に取り入れた場合は、日本の伝統美と相まって、より地域の歴史や文化を堪能できます。
歴史好きの方にとってはまたとない「たまり」場になるでしょう。
■特産物販売スペースに取り入れてみよう!
道に駅の楽しみの一つといえば、ご当地のお土産品です。
道の駅で一番の「たまり」場といえます。
農産物や工芸品、食品やハンドメイド雑貨など、販売されている商品はさまざまです。
売り場の壁やインテリアに、なまこ壁「蔵」を取り入れてみたらどうでしょう。
なまこ壁「蔵」は大変落ち着いた色合いの、高級感のある建材です。
さらに、和にも洋にも違和感なく溶け込めるシンプルな格子柄なので、商品の個性を邪魔しません。
「おもしろい壁だったなぁ」という思い出として、無形のお土産にもなります。
■まとめ
今回は、道の駅になまこ壁「蔵」を取り入れて、安心して過ごせる「たまり」場を作れるか、考察してみました。
日本の伝統美を取り入れたなまこ壁「蔵」。
運転の疲れを癒す休憩場所にそのような美しい建材が使用されていたら、「たまり」場がランクアップして、行儀良く利用しようと思い、結果として安心して利用できる「たまり」場になります。
施工が簡単で従来のなまこ壁よりリーズナブルでもあるので、ぜひ取り入れを検討していただきたいものです。