結婚式場になまこ壁を取り入れてみよう！和装と洋装、どっちが合うかな？
古来日本では結婚式といえば神前式や仏前式が当たり前でしたが、昨今ではキリスト教式や人前式も数多く行われています。
そこで、さまざまなパターンの結婚式場ができました。
一般的に「結婚式場」とは、結婚式を執り行うための商業施設のことをいいます。
寺社や教会を併設したものも多く、式を挙げたあとすぐに披露宴が行えるのです。
今回はそのような結婚式場になまこ壁「蔵」を取り入れた場合、洋装と和装のどちらが合うか、そしてより映えるかを考察します。
■伝統的な和装の白無垢や紋付袴。なまこ壁に映える？
神前式と仏前式の場合、新郎新婦の衣装は基本的に同じです。
新郎は紋付の羽織袴、新婦は白無垢や色打ち掛け。
このような伝統的な和装の場合、まず間違いなくなまこ壁との相性はよいでしょう。
和装の新郎新婦が白と黒の格子柄の前に並んで立つと、まるで古き良き時代にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気が味わえます。
なまこ壁は非常に美しい、和の伝統的な建材です。
なまこ壁「蔵」は従来のなまこ壁の機能や美しさをそのままに、タイル貼り工法で比較的簡単に施工できるように開発されました。
写真撮影をする場所に、ぜひ取り入れていただきたいものです。
■華やかな洋装のウェディングドレスとタキシード。なまこ壁にどう映る？
キリスト教式や人前式の場合、新郎はタキシードを、新婦はウェディングドレスを選ぶ人が多いようです。
ライスシャワーやブーケトス。チャペルの華やかな式は、それはそれは見応えがあるでしょう。
さてここで問題が発生しました。
ウェディングドレスとタキシードのような洋装に和のなまこ壁「蔵」は合うのでしょうか？
これが意外と、合うのです。
なまこ壁「蔵」のカラーは基本的に白と黒、もしくは白といぶし銀です。
純白の新婦とシックな新郎にピッタリではありませんか？
パターンも和、洋どちらでもしっくりくる格子柄なので、違和感なくなじむと思われます。
洋の華やかさには敵いませんが、落ち着きと気品は決して負けていません。
■結婚式場になまこ壁「蔵」を取り入れた場合のメリットとデメリットとは？
なまこ壁「蔵」は耐久性と耐食性も兼ね備えています。
災害から建物を守ってくれる、心強い建材です。
たとえ結婚式の日が雨でも、安心して過ごせます。
さらに洋風の建物に取り入れることによって、レトロな和モダンの雰囲気を味わえるのです。
雰囲気に合わせて着る衣装を選ぶのもきっと楽しいでしょう。
取り入れることのデメリットはほとんどないと思われますが、あえて挙げるなら本格的なキリスト教式を挙げたい人には向いていません。
■まとめ
今回はなまこ壁「蔵」を結婚式場に取り入れた場合、和装と洋装どちらが映えるか考察してみました。
なまこ壁「蔵」は現代に合うように開発された新しい建材なので、基本的に和装でも洋装でもうまくなじむと思います。
「合う」という点でいうとやはり和装に軍配が上がるでしょう。
しかし、「映え」という点では華やかな洋装も伝統的な和装も、どちらも映えているのです。
ぜひ皆様も結婚式場に訪れた際には、ここになまこ壁「蔵」があったらどんなかなと想像してみてください。
