マンションになまこ壁を取り入れて個性的な住環境!
中古マンションを購入した方がまず考えるのがリノベーションやリフォームではないでしょうか。
周りの環境やライフスタイルに合わせて、なおかつ自分好みの空間を作りたいものです。
その際にぜひ取り入れていただきたいのがなまこ壁「蔵」。
性能は従来のなまこ壁と変わることがなく、取り扱いしやすい建材として開発されました。
今回はなまこ壁「蔵」を建材としてマンションに取り入れるメリットや注意点を
ご紹介いたします。
■従来のなまこ壁となまこ壁「蔵」の違いとは?
従来のなまこ壁は熟練の左官職人が手作業で平瓦を貼り漆喰を盛るなどして施工していました。
それゆえに高度な技術が必要となり、施工期間も長くかかります。
それに比べ、なまこ壁「蔵」は瓦と漆喰部分をタイル化したことで、高度な技術が
必要なくなり、施工期間とメンテナンスコストを含めた費用が安くなっています。
■なまこ壁「蔵」マンションに取り入れるメリット
なまこ壁は昔ながらの純和風住宅や蔵、お城の塀などに使用されており、建材としてマンションに取り入れるのは難しいというイメージがあります。
しかしパーツ化されたなまこ壁「蔵」であればその心配はありません。
施工が簡単ななまこ壁「蔵」をマンションに取り入れることで、現代的でスタイリッシュな室内を実現できるのです。
黒や銀にホワイトを合わせたカラーバリエーションのなまこ壁「蔵」は、落ち着いた
雰囲気を醸し出すでしょう。
そして従来の洋室や古典的な和室をすてきな和モダンの部屋に作り変えることができます。
DIYが得意な方ならご自身での施工が十分可能なので、コストを抑えられるのも
メリットのひとつです。
■マンションに取り入れる際の注意点
施工する前に必ず管理規約を確認しましょう。
リフォームに関するルールは一般的に「管理規約」に詳しく記載してあります。
ほとんどの場合、施工が可能なのは天井や壁、床などの専有部分のみです。
共有部分にあたる廊下やベランダはリフォームやリノベーションが不可なので気をつけなければなりません。
使用細則を熟読し、予定している箇所のリフォームやリノベーションの施工が可能か確認しましょう。
リフォームが決まったら管理組合への申請が必要です。
工事の内容が規約に違反していないか確認してもらいましょう。
もうひとつ重要なことは、近隣の住民へのあいさつです。
管理組合からの許可が得られても近隣からの苦情が来てしまっては工事が中断しかねません。
リフォーム後に快適に住み続けるためにも、一言伝えておきましょう。
■まとめ
タイル張り工法で施工が可能ななまこ壁「蔵」なら、マンションのリフォームや
リノベーションに十分対応できるといえるでしょう。
個性を出すことはもちろん耐久性や耐食性にも優れている建材なので、大切な住まいを守ってくれます。
マンションのリフォームやリノベーションをお考えの方はぜひ、なまこ壁「蔵」を取り入れることをご検討ください。