体育館を「なまこ壁」でスタイリッシュに!!
体育館といえば必ず市町村が管理する公共施設と保育園や学校などにあります。
入学式や卒業式の式典をはじめ、学芸会、文化祭など開催される大切な場所です。
また、災害時の避難所として指定されていることが多いため、外観デザインにこだわる市町村や県、学校法人が増えています。
今回、体育館の外観になまこ壁をいれるとどのようなメリットがあるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
■目立ちにくい場所のでも親しみある外観はご年配の人も覚えやすい
小学校や中学校などは、昔から場所が変わっていなければ分かりやすいですが、公共の体育館となると場所も覚えていないこともあります。実際に地震などが起きた際、避難所にたどり付けないなど問題が発生します。そのため解決策として、普段から親しみやすいインパクトのある外観が必要だと考えられます。
その中でも注目されている外観デザインの1つに「なまこ壁」が挙げられます。
近年の新しいおうちの外観にはない昔ながらの外観が実現されているからです。ご年配の方は懐かしい建物と頭の記憶にインプットされやすくなることでしょう。
また、日本の古い文化の1つとして、外国人の方にも人気なデザインですので、移住されている方々にもわかりやすい目印です。
■地域の人に愛される場所づくり
学校体育館は、子どもたちにとって教育の場であり式典などの重要なもようしごとが行われる大切な場でもあります。いかに地域に溶け込み子どもたちの成長を見守っていただけるかが、学校側にとって大切な課題の1つとなるでしょう。
「なまこ壁」は、小さい子どもからご年配の方まで幅広い年代の方々から愛される馴染み深いデザインです。ご年配の方には、どこか懐かしさをもって受け入れてもらえますし、中年世代にとっては、和風モダン風のスタイリッシュな雰囲気として受け止めてもらえるでしょう。
馴染みのある外観デザインの体育館は、日本に和風文化の良さをかも出し誰からも愛される場所になるのではないでしょうか。
■美しい外観と機能性を持ち合わせた「なまこ壁」
「なまこ壁」は、火災の延焼を防ぐ役割や風雨から壁を守る役割があります。
もともと、民家・土蔵などの外壁を保全するために壁面に平瓦を並べて貼って作られていました。そのような建物の保全として今現在でも建物保全のために取り入れられることが多いのです。
地震や大雨警報や土砂崩れの恐れがあるなどの災害時の避難所は地域の重要な建物ですので、ぜひ体育館保全のため取り入れてみませんか?
建物保全とともに幅広い年代へ溶け込むので、地域の安全につながることでしょう。