【飲食店開業】居抜き工事になまこ壁を活用しよう
飲食店開業時に、初期費用を抑えるためにおすすめなのが居抜き物件です。
既存の設備を生かしつつ、リフォームで全く違うお店に生まれ変わらせることで、
費用負担を軽減できるでしょう。
タイル貼り工法で作るなまこ壁は、そんな居抜き物件にもおすすめできる素材です。
その理由を解説します。
■居抜き工事のデメリットは?
初期費用が抑えられ、開店までの時間も短縮できる点が、
居抜き工事のメリットです。
ただ、居抜き物件を検討する場合には、
デメリットについてもしっかり考慮する必要があります。
無視できないデメリットの一つが、
「以前の店舗のイメージが残ってしまう」という点です。
居抜き工事の場合、お店のレイアウトを変更するのは難しいですし、
費用を節約しようとすればするほど、以前のお店の雰囲気が残りやすくなってしまいます。
地域の方々が、以前のお店に対してあまり良いイメージを抱いていなかったとしたら、
新しいお店もそんな印象を引き継いでしまうでしょう。
■低コストでも印象をがらりと変えるなまこ壁
居抜き物件で事業を成功させるためには、周囲の方々に対して、
まったく新しい印象を打ち出す必要があります。
こんな場面で便利に使えるのがなまこ壁です。
和の雰囲気が漂う外観へとチェンジすれば、
これまでの店舗の印象は刷新されることでしょう。
タイル貼り工法で作るなまこ壁の優れているところは、
低コストで高パフォーマンスのリフォームを実現できるという点です。
従来型のなまこ壁のように、施工のプロを手配する必要はありませんし、
タイル貼りができる職人であれば、誰でも簡単に施工可能です。
このため、施工費用を節約できます。
洋風の建物であっても、
なまこ壁と木材の雰囲気、壁面の色に工夫を凝らすことで、
和モダン風のおしゃれな雰囲気に近付けられるでしょう。
■どんな飲食店におすすめ?
居抜き工事でなまこ壁を採用するのにおすすめなのは、以下の飲食店です。
ぜひ参考にしてみてください。
・お寿司屋
・うどん、そば屋
・喫茶店
・定食屋
・焼き肉屋
・もつ鍋屋
・ラーメン屋
なまこ壁で作る和風の外観は、どんな飲食店にもしっくりと馴染みやすいという特徴があります。
基本的には和をイメージさせる飲食店に使いやすい素材ですが、
インパクトを強くするため、あえて洋のイメージを持つ飲食店に組み合わせるのもおすすめです。
自由な発想で、低コスト・高パフォーマンスリフォームを検討してみてください。
■まとめ
居抜き物件には、メリットもあればデメリットもあります。
両者を知った上で上手に活用することが、事業成功への道と言えるでしょう。
低コストで導入できるなまこ壁「蔵」は、居抜き工事にも使いやすい素材の一つです。
和の空間づくりに、ぜひ役立ててみてください。