なまこ壁でコワーキングスペースに和のくつろぎ感をプラス
働き方の多様化が進む今、需要が増えているのがコワーキングスペースです。
リモートワークが推奨されているものの、自宅ではなかなか集中できない…と思う方々を中心に、人気を集めています。
今回はそんなコワーキングスペースに、なまこ壁をおすすめします。
■なまこ壁で落ち着きのある和の雰囲気を演出しよう
なまこ壁といえば、日本に古くから伝わっている伝統的な壁面です。
普通の壁面とは違い、デザインの一部が盛り上がっているなまこ壁には、その他の素材にはない魅力が備わっています。
古い蔵やお城を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
現代においては見かける機会も減ってしまったなまこ壁ですが、なまこ壁の建物が集まる観光地は、多くの人から愛されています。
なまこ壁のクラシカルなデザインに伝統的な和の雰囲気を感じ、心癒される方も多いのでしょう。
さて、コワーキングスペースといえば、「仕事場」と捉える方も多いことと思います。
確かに「仕事をするための場所」ではあるのですが、より良い仕事環境を提供するため、雰囲気にこだわるところも増えてきています。
そこでおすすめなのが、コワーキングスペースの内装になまこ壁を取り入れる方法です。
伝統的な和のデザインの中で、普段とは違った気持ちで仕事に取り組めるのではないでしょうか。
■施工が楽で低コスト
なまこ壁をコワーキングスペースの内装に取り入れようと思った場合に、問題になりやすいのが施工についてです。
というのも、伝統的な工法でなまこ壁を仕上げられる職人さんの数は、非常に少なくなっているからです。
職人さんを手配するのも簡単ではありませんし、また実際に手配できたとしても、施工費は決して安くはありません。
和の雰囲気に魅力を感じていたとしても、現実的な問題に直面し、施工を断念してしまうケースも存在しています。
このような場合にもおすすめなのが、タイル貼り工法で作る新しいスタイルのなまこ壁です。
なまこ壁デザインのタイルを組み合わせて貼り付けるだけで、魅力的な雰囲気を演出できます。
こちらの場合、タイル貼りができる左官職人であれば、誰でも施工が可能です。
職人の手配やコスト、施工期間等の問題を気にせず、理想の雰囲気を追求してみてください。
■多くの人に身近に感じてもらえる空間を作ろう!
仕事場所を自由に選択できるようになれば、より多くの方が、自宅やオフィス以外のお気に入りスポットを探し始めるでしょう。
コワーキングスペースの数が増えている今、高い機能性と魅力的な雰囲気の両方を追求することが大切です。
「今日は自宅以外で仕事をしたい」と思ったときに、「あそこがいいな」と感じてもらえるスペースであれば、多くの固定客をつかめまるはずです。
なまこ壁は幅広い世代の方々に自然に受け入れてもらえるデザインですし、記憶に残りやすいという特徴もあります。
もっと身近に感じてもらえるコワーキングスペースを作りたいときには、ぜひなまこ壁にも注目してみてください。