蔵のリフォーム・土蔵のリフォームになまこ壁「蔵」
昔ながらのまち並みが残る地域や、地方の高家では時々目にする「蔵」。
巻物やつぼなど、先祖代々の家宝が大切に保管されていたりすることもあり、今でもリフォームをしながら大切に保存をしていたり、カフェなどにリフォームされることもありますね。
外観の白と黒のコントラストは、圧倒的な存在感でまちの人に広く知られていますし、頑丈な造りと歴史的な美観から、重要文化財に登録されているものまであります。
蔵は、長い歴史と、その存在理由からもロマンを感じる場所です。
しかし、蔵を受け継ぐ子孫の方々にとっては悩みの種になることも。
蔵や、なまこ壁の造りは特殊で、なかなか管理ができないのが現状です。
一番の問題は、施工できる職人がいない!ということ。
漆喰の壁を水平にコテムラなく塗り、なまこ壁を綺麗に湾曲にして仕上げていく。
リフォームや補修では、そんな技術を持った、なまこ壁を施工できる左官職人を探さなければなりません。
また、高度な技術が必要なため、掛かる金額もリーズナブルとはいきません。
中津鋼材のなまこ壁「蔵」は、タイル貼り工法とすることで、左官職人さんでなくても、綺麗になまこ壁のようなサイディングに仕上げることができます。
その理由は、黒い部分は瓦ではなくタイル、白い盛り上がっているなまこの部分もパーツになっているので、あとは貼るだけとなっているからなんです。
※なまこ壁「蔵」は、白色部分はセメントの二次製品、黒色部分は磁気タイルです
伝統的な雰囲気や高級感はそのままに、均一で、美しい仕上がりになるので、蔵のリフォーム、土蔵のリフォームをできるだけ短工期に、金額も抑えて行いたい場合には、選択のひとつとして考えられるのではないでしょうか。
なまこ壁「蔵」は、見た目の美しさだけではありません。
その機能美にも注目されています。
なまこと呼ばれる白い部分。ここが盛り上げられているのは、
目地部分から雨水が浸透して、下地との剥離を防ぐためといわれています。
また黒い部分も斜めに貼られていることが多いのですが、これも水はけを考えたものとされています。なまこ壁は防水機能にすぐれているんですね。
外壁になまこ壁「蔵」を施工することで、風雨から建物を守る耐久性のアップにつながります。
蔵、土蔵を綺麗に長持ちさせるリフォームには、ぜひなまこ壁「蔵」を。