なまこ壁のデザインを家づくり、店舗づくりに
なまこ壁とは、壁面に平瓦を並べて貼り、漆喰でかまぼこのように盛り上がった目地を埋める継ぎ目の部分を作る左官工法です。
和風の意匠として、とても美しいなまこ壁ですが、この技法を施工できる職人の減少などから、維持管理が大変なこともあり、現存しているなまこ壁は市や県が管理しているところも少なくありません。
全国各地で見られるなまこ壁ですが、地域によって様々ななまこ壁のデザインがあります。瓦の並べ方を見ても、瓦を斜めに貼る四半張りから、芋張り、馬張りなど、様々なスタイルを見ることができます。
いずれの場合にも、なまこ壁のある建物は、高級感や独特の存在感があり、和の雰囲気をしっかりと醸し出しています。
こんな和の雰囲気を持たせることができるなまこ壁を、和風デザインの規格住宅や、店舗のリフォームなどで使いたい!
そんなときに、伝統工法のなまこ壁を施工するのは手間と時間、金額が掛かってしまいます。
さらに維持管理も大変となると、実現が難しくなってしまうかもしれません。
そんな時には、タイル貼り工法のなまこ壁「蔵」で、手軽に和のデザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。
現場で、改良圧着貼りをする工法になるので、和風を売りにしている店舗や、古い建物が残っている地域の公共施設などに、短工期で、費用を抑えて実現することができるかもしれません。
なまこ壁「蔵」は、白色部分はセメントの二次製品、黒色部分は磁気タイルでできているので、もちろん雨風にも強く、黒地部分の汚れが気になる場合には、スポンジ等で水拭きクリーニングをするだけでOK、白色部分の汚れは白色ウエスで強く拭きとるかサンドペーパー#240程度で軽くこすればOKです。
これなら維持管理もそれほど大変ではなくなりますね。
均一で美しく揃ったなまこ壁のデザインとなりますので、質感も申し分ありません。
和風デザインを取り入れた家づくり、店舗づくりをお考えのなら、タイル貼り工法のなまこ壁「蔵」はとても良いアイテムになるのではないでしょうか。