古き良き伝統をイメージさせる「なまこ壁」。
なまこ壁は和食や割烹料理を提供するお店で採用されることの多いデザインです。
古き良き文化や伝統をイメージさせるんですね。
古くから受け継がれてきた味を守り続ける老舗の割烹料理店や、和食店には、
なまこ壁がずっと守ってきた伝統と想いが、
同じように古くから受け継がれてきた味を守り続ける店主の想いに呼応して、
その空間のイメージがよりひきたつのでしょう。
下駄屋さん、和傘、和雑貨などの和の雑貨屋さんにも、なまこ壁が施工されることも。
そして、日本の伝統文化を守る歴史資料館や、美術館、博物館などでもよくなまこ壁があしらわれています。
なまこ壁は「大切なものを守る」というイメージが強い外壁なんですね。
また見る人にわかりやすく「日本の良さ」を伝えてくれる施工でもあります。
そのイメージが、同じような想いを持つお店にとって、相乗効果となり
なまこ壁をデザインすることで、印象がより良くなるのかもしれません。
昔はなまこ壁に調湿や防火などの機能性を求めて施工されていましたが、
現代ではどちらかというと、昔ながらのなまこ壁に印象づけられているイメージを求めて、建物の外壁として施工されることが多いでしょう。
そのため上記のような和の文化を持つ店舗を建てたり、リフォームをする際に、弊社のなまこ壁「蔵」が選ばれることが多くなっています。
重厚で落ち着きのある雰囲気を醸し出すことができるので、
「蔵」をイメージさせやすいなまこ壁のデザインは、
喧騒からはなれて、静かに落ち着いた空間を作り出したい時にも最適です。
和カフェ、和雑貨屋さん、珈琲屋さん、
また昔ながらの味を再現したラーメン屋さんなど、
建物のリフォームや建築をお考え中なら、ぜひ一度なまこ壁を外装に用いることもご検討ください。
日本の古きよきものを後世に伝える役割を持つなまこ壁なら、同じように古き良きものを伝える様々なお仕事の一助となれるはず。
なまこ壁は建物そのものの美観が上がるだけでなく、扱う品物のイメージや商いそのもののイメージも良くする効果が見込めます。
最近建物の傷みが気になってきたのでしたら、ぜひこの機会になまこ壁の施工を検討してみてはいかがでしょうか?