防災の象徴「なまこ壁」。
なまこの壁は昔から防火・防水のために採用されてきた壁材です。
風雨に弱い土壁を守るため、火や水に強い瓦と、漆喰で出来ていたからそのイメージがついたんですね。
いまでは様々な機能を持つ外壁材などもあるので、
なまこ壁=防火のため、というよりは
そのデザインで、強く「防火」を意識されることで、
個性を彩るひとつのツールとなっています。
消防車が待機している倉庫などでなまこ壁を見たことはありませんか?
消防団の倉庫をカッコよく彩り、
まちなみにも溶け込んだなまこ壁の倉庫はとてもカッコいいものです。
地域のイメージアップの一助にもなるかもしれません。
こちらには、実際の施工例を載せています。
https://namakokabe.com/idea/1007.html
東大阪市消防団の施設の外壁にもなまこ壁「蔵」が施工されました。
https://namakokabe.com/works/921.html
個性的でありながら、歴史と文化を感じさせ、
防災、防火の象徴として、安心感も与えてくれるのはなまこ壁だけではないでしょうか。
倉庫で古くから使用されていることから、
外壁や壁になまこ壁をあしらうと、趣があり、高級感のある仕上がりになります。
火事が増えた江戸時代。
日本中のどこもかしこも火事の発生で大切な物が失われてきました。
大火とよばれる大火事で、まちなみが変貌してしまうことも多く、
その中で、商人の知恵により、火災に強いなまこ壁の土蔵造りの建造物が増えました。
古くから商売をしている街並みには、いまも土蔵やなまこ壁が多くみられます。
防災、防火の消防を考えたとき、
市民から見て安心できる美観を整えていることも大事ですね。
なまこ壁は重厚かつ優雅で落ち着いた雰囲気、
そしていつまでも保たれる清潔感で、上品な雰囲気を醸し出すことができる施工。
このなまこ壁のイメージは、市民から見て安心できる防災のイメージにもつながります。
建物の美観も整えながら、地域活性化への手助けが行えるのがなまこ壁です。
ポンプ車倉庫や消防者の倉庫になまこ壁を用いれば、
このメリットをしっかりと発揮できるのではないでしょうか。
まちの象徴として、「守ってもらえる」という安心感。
またなまこ壁による心地のいいまちなみ。
訪れた方にも安心と安全な住みやすい街として印象付けることができますね。
新しい施設やリフォームにも中津鋼材のなまこ壁「蔵」をぜひご検討ください。