酒蔵の観光地化はなまこ壁で魅力度アップ
日本人になじみのある日本酒。近年は国内だけではなく海外でも人気が高まっており、また日本酒の製造所は、「酒蔵」として、観光地化しているところも少なくありません。今回はそんな酒蔵に、なまこ壁をおすすめします。
■なまこ壁で日本らしさをアピール
酒蔵の観光地化を目指すのであれば、まずは観光客を迎え入れる雰囲気作りが重要となります。具体的には、
・観光客が注目する外観
・閉鎖的ではなく、入りやすい雰囲気
・日本酒のイメージに合ったデザイン性
などがキーワードとなるでしょう。ここで活躍してくれるのが、なまこ壁です。
なまこ壁といえば、日本に古くから伝わる実用的な壁面仕上げ工法です。古い時代の蔵や建物などに、広く使われていました。「日本らしさ」をアピールする上で、非常に効果的な素材であると言えるでしょう。
またなまこ壁は、その独特のデザインにおいても注目されます。街中で見かける機会も少なくなった今だからこそ、なまこ壁に注目する方は少なくありません。観光客の注目を自然に集め、「あそこで何か楽しめそう」という雰囲気を伝えることができそうです。
■日本酒×なまこ壁でより魅力的な雰囲気を
日本酒となまこ壁は、どちらも日本の伝統的なものであり、相性も良い素材同士です。お互いの個性がぶつかり合うこともなく、日本酒のイメージを高めることにもつながるでしょう。
酒蔵では、やってきた観光客にお酒を購入してもらうことも重要なポイントとなります。蔵や店舗のイメージを統一し、魅力的な雰囲気を作り上げることで、購入意欲も高められるのではないでしょうか。
「なまこ壁の酒蔵」というイメージが定着すれば、直営店以外で販売する場合でも、独自のイメージや個性を顧客に対して伝えやすくなるはずです。なまこ壁デザインを売り場に取り入れるだけで、「あぁ、このお酒はあの蔵で作られたものなんだ」なんて、他社製品との差別化にもつながりそうですね。
■シックで大人っぽい雰囲気作りに
モノトーンカラーで作られるなまこ壁は、周囲に対して、シックで落ち着いた雰囲気を伝えてくれるもの。年配の方にとっては、なんとなく心落ち着ける空間が作れることでしょう。一方若者に対しても、なまこ壁は良いイメージを伝えてくれます。和モダン風のデザインとして、古くて新しい魅力を感じられる空間を作り上げられるでしょう。
なまこ壁といえば、施工費の高さが問題になりがちですが、タイル貼り工法で作るなまこ壁であれば、問題はありません。届いたパーツを、組み合わせて貼るだけでOKなので、特別な技術を必要としません。
・酒蔵の観光地化
・より魅力的な酒蔵へのリニューアル
これらについて検討しているのであれば、ぜひなまこ壁についても積極的に検討してみてください。