屋根裏スペースになまこ壁で、お気に入り空間を作ろう
限りがある住宅スペースの中を最大限活用するために、
「屋根裏スペース」を活用する方が増えてきています。
収納スペースとして利用するケースもあれば、
ロフトのようにオシャレに活用する方もいます。
またシアタールームや趣味の部屋のように、新たな役割を与える方も多いもの。
家族だけで楽しむ秘密基地のような感覚で、
お気に入りの時間を過ごすことができそうですね。
「実用的でありながらも、特別な意味を持つ空間」だからこそ、
ぜひ屋根裏部屋の壁面に「なまこ壁」を施工してみてはいかがでしょうか。
なまこ壁といえば、古い塀や昔の蔵などの
外壁に使われているところをイメージする方も多いことでしょう。
昔のなまこ壁は、高い機能性もあり、さまざまな場所で活用されてきました。
時代は変わり、今、なまこ壁を施工できる職人さんの数が減ったことで、
「なまこ壁=高級品」というイメージも浸透しています。
また古い時代から残るなまこ壁の中には、
「観光地」として新たな役割を与えられているところも少なくありません。
そんななまこ壁ですが、高級感のあるイメージを重視して、
近年は「住宅や店舗の内装」に取り入れる方も増えてきています。
そこでオススメなのが、
住宅の屋根裏部屋の内装になまこ壁を取り入れるというものです。
高級感を持ちながらも、日本の伝統的な雰囲気を楽しませてくれるなまこ壁は、
「物置部屋」にも意外としっくりと馴染んでくれることでしょう。
「わざわざ自宅の屋根部屋をなまこ壁にしなくても……」
と考える方も多いかと思いますが、
「家族だけが使う屋根裏部屋だからこそ、
自分たちらしいこだわりを思う存分詰め込める」と考えることもできるでしょう。
周囲からの視線を気にせず、なまこ壁で、思う存分和の雰囲気を楽しむのもオススメです。
専門の職人さんを呼んでなまこ壁を施工しようと思うと、
非常に高価になってしまいますが、
タイル貼り工法でなまこ壁を作れる商品「蔵」であれば、
施工費はかなり抑えられます。
専門の職人さんではなくても、タイルを貼ることができる職人さんであれば、
誰でも手軽になまこ壁を作ることができますから、自宅にも採用しやすいでしょう。
タイル貼り工法で作るなまこ壁「蔵」は、
新築時に施工することももちろん可能ですが、
リフォームで後から対応することも可能です。
「最初はシンプルで良いと思っていたけれど……
殺風景で飽きてしまった屋根裏部屋をなんとかしたい!」と思ったときにも、
「蔵」を使えば好みの雰囲気に仕上げやすくなります。
壁全体ではなく、一面だけに施工すれば、
近年人気のアクセントウォールのようにも楽しめます。
古い時代を身近に感じられるような空間の中で、
自分たちらしい生活を楽しめそうですね。