和モダンインテリアに「なまこ壁」を取り入れて
住宅インテリアにも、流行り廃りがあるもの。
メディアなどで紹介される機会が多いと、
「自分の家もこんな雰囲気にしたい！」と思うものですよね。
しかし爆発的に流行したものは、いずれ自然と廃っていってしまいます。
お部屋のインテリアは、ファッションの流行のように
「そのとき、その季節だけ楽しむもの」ではありません。
小物類で季節感を楽しみながらも、基本的なテイストはずっと継続していくでしょう。
こうした状況の中で、
「そのときの気分や流行ではなく、自分たちらしさやくつろぎ感を重視したい！」
という方々の人気を集めているのが、和モダンインテリアです。
従来の「和」に少しだけモダンな要素を取り入れた組み合わせは、
日本の雰囲気に自然と馴染んでくれるもの。
日本人の生活スタイルにも密着しており、
過ごしやすく使いやすいインテリアだと言えるでしょう。
和モダンインテリアの楽しみ方は人それぞれですが、
「なまこ壁」もオススメの要素です。
住宅の内壁をなまこ壁で飾るのも良いですし、
「和のテイストが強くなりすぎるのでは？」と不安なときには、
ぜひ棚や収納アイテムになまこ壁を施工してみると良いでしょう。
なまこ壁デザインのアイテムを室内の好きな場所に設置すれば、
あっという間に「和モダン風のインテリア」が完成します。
なまこ壁といえば、施工できる職人さんが限られていることから、
施工費が高いことでも知られています。
住宅の室内、しかもごく一部に施工してもらうなんて……
と悩む方も多いのかもしれません。
こんなときには、タイルを貼るようになまこ壁を施工できる
画期的なアイテム「蔵」を活用してみてください。
なまこ壁を構成している模様をタイルパーツとして分解していますから、
それらを貼り付けるだけでなまこ壁が出来上がります。
タイル貼り工法の最大のメリットは、
「限られた場所でもリーズナブルに施工できる」という点です。
必要なパーツを必要な分だけ購入し貼り付けることで、
こだわりの空間を実現できることでしょう。
「室内になまこ壁？」と感じる方もいるかもしれませんが、
近年は「外の空間」と「室内の空間」を
緩やかにつなげるような間取りも人気を集めています。
また施工場所を「壁面」ではなく、
「移動できるインテリアアイテム」にすることで、
時間の経過と共に違った楽しみ方をすることができるでしょう。
白と黒のなまこ壁であれば、
そのほかのインテリア小物ともごく自然になじみます。
また室内空間をオシャレに彩るために欠かせない、
各種グリーンとの相性も抜群です。
もしも自分の家の和モダンインテリアに「なまこ壁」を取り入れるなら、
どうデザインしたいのか。
積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
