植物の魅力を引き立ててくれるなまこ壁
なまこ壁と言えば、白と黒で作られた格子模様が特徴的です。
一つ一つの格子模様が大きく、
どちらかというと大胆なデザインに思われがちですが、
日本の歴史に根付いてきた壁面工法の一つです。
近年では、なまこ壁を大胆にあしらった建物も増えており、
街行く人々の目を楽しませてくれています。
一方で、派手さだけではなく日本の伝統的な雰囲気を持つという点も、
なまこ壁ならではの魅力。
いざ施工してみると、街並みの中に
自然と溶け込んでくれることも多いものです。
自宅に施工し、和の雰囲気を楽しむ方も増えています。
白と黒、白といぶし銀のコントラストが美しいなまこ壁は、
実はグリーンとの相性も抜群です。
黒やいぶし銀はグリーンの鮮やかさを、
そして白は植物の内部から放たれるみずみずしさを引き立ててくれます。
青い芝生や柳や竹など、様々な植物と相まって、
なまこ壁はより一層美しさを増すのです。
もちろん植物も、なまこ壁の前でより一層美しさを増します。
古い町並みや城跡などで、なまこ壁と植物のコントラストを
楽しんだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
このような点から、植物を扱うお店のデザインとしても、
なまこ壁はオススメです。
花屋や観葉植物を扱うお店にとって、主役は商品である「植物」です。
店構えは、それらを引き立てる要素の一つとなります。
多くの人が足を止めてくれるような個性的な外観でありながら、
植物に注がれる視線を遮らないよう工夫する必要があるのです。
なまこ壁が持つ独特の和の雰囲気は、
四季折々の植物の美しさをより高めてくれるもの。
和の雰囲気の中で陳列された花や植物に対して、
「もしも自分の家に飾ったら」なんて、
イメージを膨らますことができるでしょう。
またなまこ壁には、耐久性や耐食性にも優れているという特徴があります。
植物の世話に「水」は欠かせないものです。
なまこ壁を施工していれば、周囲へのダメージを気にする必要もなく、
植物の世話に没頭できることでしょう。
毎日の仕事も、少し楽にできそうですね。
でもなまこ壁は、デザイン面で派手になり過ぎるから嫌だ。
こんな風に思う場合には、壁面の下半分をなまこ壁にすると良いでしょう。
手入れのしやすさとデザイン、さらにはコスト面でもメリットが生まれます。
上半分はシンプルな壁面とすることで、
店頭のグリーンとのバランスも良くなります。
花屋や植物を扱うお店の外観になまこ壁を取り入れた例は、
まださほど多くはありません。
「他の人とはちがう、自分だけのお店にしたい」と思うときには、
ぜひなまこ壁を検討してみてください。
これまでとは雰囲気が違う花屋として、周囲の注目を集められるはずです。


