ベランダを庭園風に仕上げるなら、なまこ壁を
広いベランダを庭園風に仕上げて、
より情緒のある雰囲気に仕上げたい時には
なまこ壁を壁に施工すると、より落ち着きのある
風情漂う庭園風に仕上げることができます。
なまこ壁とベランダの組み合わせというと、
福井市にあるグリフィス記念館を思い出す方も
多いかもしれません。
一般的になまこ壁をベランダに組み合わせるのはとても珍しく、
このグリフィス記念館は「幻の建築物」とも言われています。
このグリフィス記念館を実際に見ていただくと、
和洋のコントラストが斬新でデザイン性・装飾性の高さが
より目につきますが、ベランダがどことなく庭園風で
開放感があふれる雰囲気になっていることにも
気づかされると思います。
なまこ壁は直線のラインを使った装飾壁となっているため、
これが庭園によく見られるフェンスの直線的なラインを
ほうふつとさせるからかもしれません。
グリフィス記念館のような和洋を組み合わせた建築物なら、
ベランダに施工したなまこ壁が
「バラ園にあるフェンス」のようにも見えるため、
ベランダにバラを育てるとよく映えるかもしれませんね。
また和風建築物のベランダになまこ壁を施工した場合は、
日本庭園にある竹垣のようなイメージを作ってくれます。
ベランダを日本庭園風の落ち着きのある雰囲気に仕上げたい時にも、
なまこ壁を施工するとよく似合うのではないでしょうか。
ベランダは洗濯物や布団を干したりするために、
あまり余分なものを置くと邪魔になりやすいため、
自然とベランダの風景は殺風景になりがちです。
しかしベランダを作った当初は、
どちらかというとここをリラックススペースとして、
落ち着ける空間として使いたい、
と思われていた方も多いのではないでしょうか。
なまこ壁は壁に施工するだけで
庭園風の雰囲気をもたらしてくれ、
スペースを邪魔することもないため
お勧めのベランダの壁施工と言えます。
またなまこ壁の前に、場所をとらない
観葉植物の鉢植えなどを少し置くだけで、
なまこ壁が庭園の柵をほうふつとさせてくれるため、
より風情を感じさせてくれるスペースに
仕上げることができます。
せっかく作ったベランダを「物干し場」にしか使えないのは、
やはりもったいないですよね。
ぜひなまこ壁をベランダの壁に施工して、
より開放感があり情緒が感じられる空間にし、
ベランダガーデニングを楽しまれてみてはいかがでしょうか？
なまこ壁がベランダを洋風の庭園風に、
または和風の庭園風に見せてくれ、
そこにいるだけで落ち着ける空間にしてくれるかもしれません。
