インテリアのアクセントになまこ壁
なまこ壁は古くから蔵の外壁に使われていたため、
家の中に使う印象はあまりない壁ですが、
タイルと同じように部屋の中の
ちょっとしたインテリアのアクセントとして
お使いいただくこともできます。
例えば洗面台の鏡と洗面の中間になまこ壁を設置すると、
落ち着いた雰囲気の洗面台に生まれ変わります。
なまこ壁は防水性にも優れ、
その形状から水切りにも優れているため、
機能的にもぴったりです。
またキッチンの流し付近を落ち着いた雰囲気にしたい時にも、
なまこ壁をワンポイントとしてあしらうと清潔感もありながら
落ち着いた雰囲気のキッチンに仕上げることができます。
さらに洗面台やキッチンに陶器や焼き物の洗面ボウルや流し、
シンクをお使いの場合には、なまこ壁を付近にあしらうことの相乗効果で
より「和」の雰囲気が強くなり、落ち着いた雰囲気づくりに仕上がります。
なまこ壁はもともと平瓦を使って仕上げる装飾壁のため、
そのイメージが強く陶器や焼き物との相性がいいのかもしれません。
また玄関先の壁の下部にもなまこ壁が
いいアクセントを生み出すことがあります。
玄関先は、雨が降ると傘から垂れる滴や濡れた靴、
また開けた扉から入り込む雨によって水に濡れやすく、
この水が玄関先の壁を傷める原因となってしまうことがあります。
そのため玄関先の壁の下部になまこ壁を施工していただくと、
雨の日の水ぬれによる壁への影響を防ぐ効果が見込めます。
またなまこ壁のそのデザインがちょっとしたアクセントとなり、
より和モダンな雰囲気を玄関にあしらうことができます。
生け花や陶器などを玄関先にあしらうことが多いなら、
よりなまこ壁がいいアクセントになってくれるのではないでしょうか。
なまこ壁は植物や陶器、焼き物との相性がとてもいい壁だからです。
お客様を気持ちよくもてなせる玄関づくりをしたいという方にも、
なまこ壁をアクセントとして施工していただくのがよいかもしれません。
なまこ壁は蔵の外壁としてよく使われていたため
「豪勢さ」や「派手さ」などのイメージがある壁ですが、
そのため小さなスペースに配置するとアクセントとして効きやすく、
かつ白と黒のコントラストによる落ち着いた雰囲気や
清潔感のある雰囲気を感じ取っていただくこともできる壁です。
特になまこ壁は防水性能が高いため、
水回り付近のタイルを施工するような場所にあしらうのが似合います。
ぜひお家の中にちょっとしたアクセントを効かせたい時には、
なまこ壁を取り入れてみてはいかがでしょうか？
