邪魔な柱はオブジェにしてしまえ？ 店舗やオフィスの柱の装飾に「なまこ壁」
室内の中にできる大きな柱は存在感がありすぎて目立ってしまい、
室内のスペースを狭く感じさせてしまったり、
邪魔な障害物にしか見えなかったりすることがあります。
特にこのような柱が邪魔だと感じやすいのが、
オフィスや店舗などの開放感が必要とされるスペースです。
またオフィスや店舗の内装を統一したイメージでまとめたい時には、
この存在感のある柱がオフィスや店舗の統一感を
邪魔してくることがあります。
柱は構造上絶対に必要なもののため、
見た目イメージが悪いからと取り除く訳にはいかず、
だからこそ仕方なく受け入れることで、
余計に邪魔に感じやすい……という一面があります。
みんなの役に立っているのに、
目の上のたんこぶになりやすいのが
オフィスや店舗の柱かもしれませんね。
こんな柱の問題に悩まされた時は、
ぜひ「柱の装飾」を検討してみてはいかがでしょうか？
柱そのものをインテリアのアクセントとして
活用してしまうという方法です。
そして、この柱の装飾時に役に立つのが「なまこ壁」です。
なまこ壁はインパクトのある装飾性の高い壁ですが、
それ故に柱そのものをまるでオブジェのように見せてくれる、
存在感のある柱に見せてくれます。
特に和の雰囲気や豪勢な雰囲気で室内をまとめたいという時には、
和のテイストであり、また古くから蔵に使われてきたなまこ壁の装飾が
ぴったり似合うのではないでしょうか。
さらに室内を大正ロマン風の
ノスタルジックな雰囲気にまとめたい時にも、
なまこ壁がお役に立てます。
なまこ壁は大正時代のインテリアによく使われていた
幾何学模様の装飾が施工できる壁です。
また和の雰囲気がありながら、
その幾何学模様のためか和モダンな雰囲気も施せる装飾です。
大正ロマン風に店舗やオフィスの内装を仕上げたい時には、
かなりインパクトのある室内に仕上げられるのではないかと思います。
さらに柱になまこ壁を装飾する場合は、より派手な印象になり、
外国人観光客受けのよい「ジャポニズム」も
感じてもらえるかもしれません。
オリンピックが近づき外国人観光客が
今後増加傾向にあると言われているため、
少し派手めに「日本らしさ」を打ち出していく店舗やオフィスも、
今後は増えてくるかもしれませんね。
なまこ壁は昔からあるデザインの壁ながら、
見たものの目をわかりやすく引いてくれる、
インパクトのある装飾性の高い壁です。
この特長を生かして、ぜひ店舗やオフィスの中にある邪魔な柱を
「オブジェ」として変身させてみませんか？
