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なまこ壁アイデア集

各種展示場のロビーや廊下に、なまこ壁が似合う理由

蔵の外壁に使われてきたなまこ壁ですが、
近年ではさまざまな使い方がされるようになってきました。

 

例えば近年の施工箇所としては美術館や博物館、ギャラリーなど、
展示施設になまこ壁が使われることがあります。

外壁に用いられるのはもちろんですが、内装に用いられることもあります。

 

展示場の広い飾り棚などになまこ壁を施工すると、
デザイン性の高い飾り棚に生まれ変わります。

またロビーや廊下の壁面になまこ壁を施工すれば、
まるで蔵のある町並みを散策しているような印象に内装を仕上げることができます。

 

外壁に施工した場合と同様に、なまこ壁を内装に施工した場合、
落ち着きと重厚感のある和モダンな印象に仕上がります。

 

美術館や博物館、ギャラリー内を落ち着きのある空間、
また開放的でありながら重厚感もある空間に仕上げたい時に「なまこ壁」が役立ちます。

 

ちなみになまこ壁に使われる平瓦ですが、
もともとは寺院の床に敷いて使われており敷瓦と呼ばれているものでした。

 

これが江戸時代になりお城や寺院の塀や壁に使われるようになり、
目地の部分をしっくいでかまぼこのような形に盛り付けるようになり、
日本最古の外装タイル「なまこ壁」が誕生したと言われています。

 

なまこ壁は平瓦としっくいの目地により作られることから、
防火・防水に優れており大切な品物を保管する蔵の外壁によく用いられるようになり、
同様の意味で建物を火や水の被害から守るため外壁にも用いられるようになりました。

 

特に海風の強い地域では、なまこ壁をあしらった古い建物がよく見られます。
このような建物は歴史的建造物として大切に扱われており、
なまこ壁の建物が続く街並みは観光名所としてたくさんの人が訪れるようになっています。

 

なまこ壁はその幾何学模様が美しいだけでなく、
それ自体に歴史が深いため、建物を美しく装おうだけでなく、
なまこ壁そのものが展示品であり郷土資料になり得るというメリットがあります。

 

特になまこ壁の建物が現存するような地域では、
外壁や内装になまこ壁を施工することでその土地らしさを表現でき、
観光客を呼び込むのにも一役買うことができます。

 

また、なまこ壁は施工に技術と手間がかかることから、
比較的裕福な家の外壁に使われていたという歴史があり、
建物全体のイメージを高級感や重厚感あふれるものに変えることができます。

 

美術館や博物館などの展示施設は歴史の深いもの、
また気軽には手に取れない高級な品を扱うことが多く、ある意味では「現代の蔵」とも言える施設です。

そのためなまこ壁が外壁にも、また内装の雰囲気にもよく映えるのです。

なまこ壁はその美しさに価値があるだけでなく、歴史的価値も高い施工です。
展示場の外壁だけでなく、内装にもぜひ取り入れてみてください。

なまこ(海鼠)壁のことなら何でもお気軽にお問合せください。個人のお客様も、工務店様からのご質問も受け付けております。

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