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なまこ壁アイデア集

「和」を大切にする家や店舗の格式と伝統を守る、なまこ壁

なまこ壁は外壁の地面に近い場所に施工することが多いのですが、
その他の施工箇所としては軒下すぐの場所に施工される例や、
玄関屋根の上から軒下までのスペースになまこ壁が施工されるケースもあります。

 

軒下になまこ壁を施工するメリットは、
万が一火事が起こった時に建物を燃えにくくしてくれることです。

 

もともとなまこ壁は蔵に施工されることの多かった工法で、
火事や水害などの災害から蔵を守るために編み出された工法です。

 

蔵の軒はとても短く作られていますが、
これは軒が長いと火事になった時に熱や火がこもり、
蔵が焼けやすくなってしまうからです。

 

そのため蔵の軒は燃えにくいように短く作られているのですが、
軒を短くすると今度は雨風に蔵がさらされやすくなり、
蔵が傷みやすくなってしまいます。

 

そこで熱や火、雨風から蔵を守るために、
考えられて施工されるようになったのがなまこ壁です。

 

 

なまこ壁は瓦としっくいを用いる壁ですが、
瓦もしっくいも熱や火に強いという特徴があります。

 

そのため軒下になまこ壁を使うことはデザイン性を良くするだけでなく、
木造の建物を守るという意味でも大変役に立ちます。

 

ちなみになまこ壁の主な施工箇所は外壁が多いのですが、
その防火・防水性やデザインの美しさから内装に使われることもあります。

 

例えば民家の内装になまこ壁を施工する場合は、
玄関口や玄関框(かまち)などに配置することがあります。

 

なまこ壁の作る幾何学模様と和モダンなイメージは
玄関にシックな落ち着きと清潔感のある印象をもたらし、
お客様を気持ちよくおもてなしすることができます。

 

またなまこ壁は防火防水に優れた施工のため、
水回りやキッチンスペースに使えば
水や火から建物を守ることもできます。

 

和食店やすし屋、料亭など、内装により
和風で重厚、高級感のあるイメージを添えるためになまこ壁を施工する場合もあります。

 

なまこ壁はもともと「蔵」によく使われていた工法なので、
なまこ壁を見ると蔵のイメージである「重厚さ」や
「高級感」を想起させやすいという特長があります。

 

和のイメージだけでなく、高級感や老舗の重厚感、
伝統などのイメージをより強く打ち出せるため、
和食店やすし屋・料亭などの高級料理を扱うお店でなまこ壁が使われることもあります。

 

もともとは蔵を守るために編み出された、なまこ壁。
近年では建物を守るという意味だけでなく、

「お客様を気持ちよくおもてなしする」

「長年紡いできたお店の伝統や格式、イメージを想起させる」

ための新しい使われ方がされるようになってきました。

 

建物の外観を美しく装うだけでなく、
ぜひ内観を美しく装うために「なまこ壁」を内装の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか?

なまこ(海鼠)壁のことなら何でもお気軽にお問合せください。個人のお客様も、工務店様からのご質問も受け付けております。

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