民泊の壁になまこ壁「蔵」を取り入れて和の魅力を演出しよう!
皆様は民泊を利用したことはありますか?
ちなみに民泊とは、個人の住宅の空いている部屋を旅行者に泊まる場所として提供するサービスのことをいいます。
日本国内の民泊サービスの利用者の多くは海外からの旅行者です。
サービスを提供している側は「せっかく泊まってもらうなら、和の魅力を堪能して思い出のひとつとして持ち帰ってほしい」と思うのではないでしょうか。
インテリアや庭、そして外観。
今回は、民泊の壁になまこ壁「蔵」を取り入れるメリットについてご紹介します。
■なまこ壁「蔵」を民泊に取り入れるメリットとは?
ホテルや旅館のように宿泊サービスを提供するために建てられたものであれば
外観を観光客に受けるようになる可能性があります。
しかし、こちらは民泊です。いくら観光客のためとはいえ大掛かりな工事はできません。
それでも観光客には喜んでもらいたい。
そんなときにはぜひ、なまこ壁「蔵」を取り入れてほしいのです。
なまこ壁といえば施工するのに高度な技術と長い工期が必要ですが、なまこ壁「蔵」は
一番技術が必要な「漆喰を盛る」部分がタイルパーツとしてすでに出来上がっています。
現状の壁にタイル用接着剤で貼り付けるだけなので大掛かりな工事は不要で、リーズナブルな価格です。
日本の伝統的な格子柄は海外からの観光客の目に、珍しく大変興味深いものとして映るでしょう。
他の民泊にはない和の美しさをアピールできるのは、大きなメリットといえます。
■なまこ壁「蔵」を建材として取り入れるメリットとは?
建材としてのなまこ壁「蔵」は、従来のなまこ壁に劣らない耐久性と耐食性を持っています。
なお防火性も持ち合わせているので、木造住宅が多い日本家屋に取り入れると安全性もアピールできるのです。
日本は台風や地震などの災害が多い国として認識されています。
建材を選ぶということは、宿泊客だけでなく住んでいる人にとってとても大切なことです。
価格も従来のなまこ壁と比べるとリーズナブル。
施工期間も短くて済むので、比較的取り入れやすいのもメリットのひとつでしょう。
■どんな場所に取り入れる?
一番取り入れやすいのはやはり外壁や外構ではないでしょうか。
白と黒のコントラストが目に眩しく、伝統的な和の美しさを堪能できます。
どっしりとした重厚感と高級感が出るのでおすすめです。
建築協定で外装への施工が難しい場合は、内装に取り入れてみてください。
廊下や居室の壁に取り入れることで和モダンな雰囲気を醸し出せます。
外から見えないおしゃれを楽しんでみてください。
■まとめ
民泊を利用する国内外の観光客に、和の魅力を感じてもらうためになまこ壁「蔵」を
取り入れるメリットについてご紹介してきました。
民泊を宿に選ぶ人の多くは、家主との交流やその地域の生活を体験したいと思っています。
彼らとの交流のひとときに、会話の糸口としてなまこ壁「蔵」を話題にしてみてはいかがでしょうか。